ARIM事業 技術スタッフ個別研修プログラムを実施しました (2024年10月21日〜23日)

ARIM事業 技術スタッフ個別研修プログラム(10/21〜23) を実施しました。

【ARIM事業 技術スタッフ個別研修プログラム】
ARIM事業技術スタッフ個別研修プログラムとは、ARIM事業に従事する技術スタッフのスキル向上と技術者間のネットワーク形成を狙いとして、他の支援機関へ1日〜5日滞在し、受け入れ機関の研究者・技術者による講義、実習、ディスカッションを通じて 自身の専門または専門以外の知識・技術の幅を広げるとともに、他機関のスタッフとの交流も図るものです。今回、広島大学のプログラムとして、3日間の「半導体に関する測定実習」を用意し、北海道大学 と日本原子力研究開発機構 からの2名のARIMスタッフの方に10/21〜10/23で受講して頂きました。

【実習の概要】
初日に当支援機関の施設紹介と一部改修中ではありますがクリーンルームを見学して頂き、午後より早速半導体パラメータ・アナライザを使用して、過去CMOS実習で作成したnMOSFET・pMOSFET・CMOSinv・リングOSCなどの測定を行い、論理回路ではNAND回路・NOR回路のほか、順序回路として4種類のFlipflopを簡単に説明し、R/SーFlipflopの測定を実習しました。また、太陽電池についても手動の測定回路による測定とともに、自動測定装置による測定により、例年学内で実施している太陽電池実習の実習内容を体験して頂きました。

ARIM支援機関同士で通常業務について、互いに参考となる情報交換ができました。

また当方のスタッフも、この研修プログラム制度により、今年度も4つのプログラムを受講し、国内の他の支援機関との交流を図っております。

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